以前、アメリカのハロウィンの雰囲気をお伝えしたのですが、今回は9月から10月にかけてハロウィンに合わせて行われるイベントを色々ご紹介します。
当日の仮装パーティーやtrick or treatだけでなく、夏休み終わったらもう次はハロウィンと言わんばかりに、いたる所で仕込みが始まります。
カボチャにまつわるグッズが出回る
9月に入るとスーパーや雑貨屋などにはカボチャ関連グッズが出回ります。
スーパーにはカボチャとスパイスを効かせたのパンやスナック、ソース、飲み物、製菓材料など。ハロウィンに向けて家をデコする人向けに、ホームセンターにはバルーンお化けみたいなやつとか骸骨とか脚とか。パーティーショップには、仮装グッズやハロウィン模様のパーティーデコ、紙皿、カトラリーなど。サイズも種類も日本で見たことないものばかりなので、見ているだけでも楽しいです。
カボチャ ペインティング
また、近所の図書館では季節ごとにいろいろなイベントをやってくれるのですが、この時はカボチャペインティングでした。
学校でのハロウィンパーティー
そして、学校でもハロウィンパーティーなるものが開催されます。
プリスクールのハロウィンパーティー
幼稚園時代は、パーティーの日は仮装していきませんでした。幼児だと仮装するとお手洗いとか一人でいけなくなっちゃいますからね。その代わり黒か、オレンジか、紫の服を着てきてくださいと指定がありました。その日は一日ハロウィンにちなんだアクティビティをします。
小学校のハロウィンパーティー
小学校に上がると、ハロウィンパーティーの日は仮装して行ってOKでした。ただし仮装については細かいルールがありました。
- 武器やそれを連想させるもの禁止
- 血のりや怖すぎるもの禁止
- 頭から全身をカバーしてしまうもの禁止
- セクシーすぎるもの禁止
- treat(お菓子など)禁止
などなど。そうすると低学年の子はプリンセスかヒーローものを着てくる子が多かったです。そして小学校のパーティーは親たちのボランティアで成り立っているところが、幼稚園と一番違った点です。
ハロウィンパーティーの1ヶ月前くらいに担任の先生からボランティア立候補の依頼が来て、私、何を思ったんか、興味本位で立候補してみました。そうしたら他にも3人の方の立候補があり、4人で子供たちのクラスのパーティーを企画することになりました。
4人でやり取りしながら、4箇所のゲームステーションを作って、そこを子供達に順番に回らせようということになりました。一人1ゲームステーション担当です。ちなみに準備にかかった費用は領収書を提出して、学校が負担してくれます。
私はハロウィンゲームパーティーの部分しか参加していないのですが、子供たちはその日、仮装ファッションショーやハロウィンパレードなんかをやったようです。学校で授業じゃないこんな1日があったら楽しいですね!
Trick or Treatのあと必ずやってほしいこと
ハロウィンの当日は、子供たちは大量のキャンディを持って帰ります。そうしたら絶対にそのお菓子の安全確認をしてください。アレルギーがある子はもちろんですが、そうでない場合も何が混ざっているかわかりません。
例えば針が入っていたり、中身が違うものにすり替えられていたりすることがあるそう。そして怖いのは大麻入りキャンディ…私の地域では出回っていませんでしたが、ニュースなんかで話題になっていました。こわ。
スキトルズだけじゃなくて、他のキャンディにも大麻バージョンがあるようです。本物そっくりにできているので、子供のキャンディーはよーーくチェックしてくださいね。
ハロウィン後のカボチャの行方
ところで、ハロウィンの後のジャックオランタンたち、どうなると思いますか?私はずっと食べてるのだと思っていました。でもあのカボチャはスカスカで食べるようではないし、中身をくり抜いたらどんどん腐っていくので飾っておくわけにもいかず、ハロウィン後は廃棄する家庭がほとんどなんです。
でも見つけてしまいました。Pumpkin Smash大会を。大会と言っても別に競うわけではないんですが。ハロウィン後の週末に近所の公園にジャックオランタンに使ったカボチャを持っていくと、特設会場にてカボチャをバットで思いっきりスマッシュできるんです。まあ、家でもできるんですけど。(色々面倒ですからねえ…)
ハロウィンは1日でも、楽しむのは1ヶ月以上!
ハロウィン自体は31日の1日だけなんですけど、夏が終わった9~10月、何かにつけてハロウィンを楽しんでいました。もちろん消費戦略にのせられているのは承知なんですけど…ねえ。なんか楽しめるのなら楽しんだほうがいいでしょ。
このあと、ThanksgivingからのBlack Fridayからのクリスマスという流れで、年末までイベント続きという感じで忙しく過ぎていきます。いつの間にか日本に定着しているハロウィンやらブラックフライデー。もしや次はThanksgivingの消費戦略にのせられるのかも…?
では!
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