NuLANDのランドセル

nuland正面

次男がこの春小学校に上がりました。

日本の小学生といえば・・・ランドセル!ということで本日は我が家で購入したNuLANDのランドセルを紹介します。

昨今「ラン活」という言葉も使われるほど、ランドセル選びが早期化しています。

かくいう私はそういうのに疎く、また息子たちも然り。息子たちはランドセルは欲しいけど、特にこだわりはない。という感じで私もその姿勢で望んでいました。

長男のランドセルを考え出した時は、入学する年の前年秋頃。ふらっとインターネットを見てみたら、売り切れが出てる商品が多くて・・・驚きました。

当時は海外にいたこともあり、長男には色の確認だけして試着もせず、定番なものをポチりました。そして3年経った頃も問題なく使用できていたので、「ラン活」するってすごいなー、くらいにしか思っていませんでした(他人事…)。

目次

そして時は流れて次男が年中の冬、私は図らずも「ラン活」に足を踏み入れました。

きっかけは次男の一つ上の娘さんをもつ友人が、「(1年前の)4月に買ったよ。人気の色はすぐ無くなっちゃうんだよ」という話を聞いたこと。

その時は、色や形にこだわりがある子の親は大変だなくらいにしか思っていなかったけど(他人事 2回目)、帰宅してからなんとなくランドセルの検索をしてみたら、いや情報が出るわ出るわで!

こういう情報の山に足を踏み入れると、抜けられなくなりますよね。数日間、空いている時間はランドセルばかりを検索していました。そして、次男は体が小さくとにかく軽いランドセルを探していた私はついに出会ってしまったのです。

NuLANDのランドセルは軽くて柔らかな布製ランドセル。わかりやすく言うと、ランドセルの形をしたリュックサック。素材は完全にリュックサックです。でも遠目から見たらランドセルと変わりありません。

「キタぁぁぁーーー!求めていたやつぅぅぅ!!」と心の中で叫び、

早速展示会を予約して、息子と共に足を運ぶことにしました。私がNuLANDを知った当時、NuLANDのランドセルは知名度はあまりなく、情報も少なかったです。とにかくどんなカバンなんだと、入学する1年以上前の3月に展示会に行きました。

nuland背負ってみた年長
この頃、身長108cmくらい

実際に展示会で見て触った感想は、とにかく軽い!柔らかい!従来のランドセルって6歳児には重いし、子供の体に馴染むまで(素材が柔らかくなるまで)1年くらいかかるイメージでした。

しかし、NuLANDのランドセルはリュックサックそのもの。機能的にも外見的にもコレだ!と思い、購入を決めて帰りました。

それでは我が家に届いたNuLANDを詳しくお見せします。

nuland正面

はい、ランドセルそのものです。

長男の一般的ランドセルと並べてみました。

nulandと一般ランドセル比較正面
左がNuLAND、右が一般的なランドセル

はい、ランドセルが2つ です。

で別の角度から見てみます。

nulandと一般ランドセル比較底面
底面。NuLANDはフラップが底までなく、表面にマグネットで留める
側面。フック付いている
nulandと一般ランドセル比較背面
背面。NuLANDはメッシュになっていて柔らかく、通気性◎
開いたところ
開いたところ

見た目はランドセル!と言うことがお分かりいただけましたか?

続いて気になるNuLANDランドセルの中身をチェック。

nulandと一般ランドセル比較入れ口

フラップを開けると、ジッパーが付いています。

普通のランドセルはフラップで「かばんを閉じる」ことになりますが、NuLANDはこのジッパーでかばんを閉じます。NuLANDのフラップはほぼ装飾です。

次にポケットを見ていきます。

nulandジップポケット
フラップを開いたところに1、2つ
nulandサイドポケット1
サイドに3、4つ
nulandサイドポケット2
反対側のサイドに5つ
nuland内ポケット背面
内側の背中側に6つ
nuland内ポケットフラップ側
ジップを開いたフラップ側に7つ
nuland水筒入れ
内側に水筒入れ8つ

8個も付いていました!実際何を入れるのか現時点では想像できませんが、十分です。何より水筒入れは助かります。内側に水筒入れがあるランドセルって見かけないので、これはありがたい!ちなみに両サイドにはフックが付いているので、定期券など使う場合はコードをフックにつけてポケットに収納できそうです。

試しに水筒を入れて教科書類も入れていました。

nuland中身入れた状態
水筒は0.8Lのもの

水筒を入れても十分スペースがあります!結構な収納力。

続いて細かいパーツを見ていきます。

nulandマグネット
マグネットでカチッと閉まる

NuLANDランドセルはリュック本体側にマグネットの受け口が2つあって、荷物の量によって変えます。マグネットを閉じるときは穴にカチッと近づけるだけですが、開けるときは少しスライドしてマグネットを外します。このスライドオープンは、子供によってはちょっと難しいかも。

nulandフラップ外した状態
フラップを外すと、マグネットの受け口はそのまま残るが、
デザイン的に全く問題なし。
マグネット受け口
リュック側のマグネット受け口。少し下にスライドして開ける。

教科書留めです。

nuland教科書バンド
リュックのジップは全開できる。背中側にバンドが付いている。
教科書バンド2
バンドはマジックテープ式。教科書がかなりホールドされる。

教科書バンドいいなと思ったのですが、我が子は全く使っていません・・・どうやらリュックを全開してバンドを留める作業が面倒なようで、ジップを上部だけ半開にして普通のランドセルのように出し入れしています。

ジップを上部だけ開けた状態
ジップ上部だけの開閉で普通のランドセルのように出し入れ可。
A3サイズを入れて閉じた状態
ねんど版(A3サイズ)のように大きなものはジップを開けたまま
フラップを閉じてしまえ!これは一般的なランドセルと同じ技。
nuland肩ベルト
全面メッシュ。机横に掛けられるよう持ち手も付いている。
nuland肩ベルトメッシュ
肩ベルトも裏側は全面メッシュ
nuland肩ベルトDカン
両側にリフレクターと防犯ブザーなどを掛けられるDカンなども。
nulandチェストストラップ
オプションでチェストストラップをつけた

どこのランドセルメーカーもこの背中側をいかに柔らかく・通気性よくするかを考えて作られてい流と思いますが、NuLANDのバックパック素材には敵わないのでは。この背中側のクッション性と通気性は良さそうです。

最後にちょっとした仕掛けをご紹介。背中側にジップが付いていてそれを開くとマチが広がってリュックの容量が増えるんです。見た目はあまり変わったようには見えませんが、実際中身を入れてみると広くなったなと感じます。

ジップで拡張機能
背中側の赤い矢印のジップを開くと、黄色い矢印分容量が増える

続いて、私がちょっと残念と思った部分を3つ共有します。

まずNuLANDは素材が柔らかいがために、型崩れは避けられません。購入当初は自立していましたが、使用して2ヶ月、床に置くとすでにちょっと倒れそうになります。

nuland床に置いた状態

普通ランドセルのようなカチッと感は求められません。ここはやはりリュックサック、致し方がなし。

雨対策が乏しい。フラップは防水仕様になっていますが、普通ランドセルのフラップに付けるような雨兼傷カバーは装着できませんでした。というか、装着できるものをまだ見つけられていません。

一般ランドセルカバーは合わない
カバーをつけるとマグネット部にかかってしまう

NuLANDにはレインカバーが付いています。私も購入してみましたが、我が子は使いません。これはNuLANDだからと言うわけではなく、ランドセルをすっぽり覆うタイプのレインカバー全般に言えることなのですが、家から出かける時は親が装着できたとしても、『学校に着いたらその濡れたままのカバーをなくさず保管し、帰りは自分で装着して帰ってくる。雨が上がっていても持って帰ってくる』って・・・小1の我が子には高度すぎるミッションです。高学年になったら出来るだろうけど。

そしてレインカバーについてもう一つ。名前を書くところがない。無理やり裏側に書いてみましたが、透けるし書きづらい。ネームタグぐらいつけて欲しいな。

nulandレインカバー1
リフレクターが付いていて暗い道は安心なんだけど…
nulandレインカバー2
表に透けるからなるべく端に名前を書こうとすると、
シャーリング部分で書きづらい…

些細なことなのですが、NuLANDのポケット内に引っ掛けるフックが欲しかった・・・

長男の一般的なランドセルには内ポケットにフックが付いていて、GPSやキッズ携帯、鍵など外にぶら下げたくない大切なものをフックに引っ掛けて収納できます。

一般ランドセルのポケット内フック掛け
このような内側フックはNuLANDにはなかった

とても些細なこと点ですが、子供ってかばんを大人の想像の上をいく方法で持ったりするので。だから大切なものは落とさないようにしっかりと固定しておきたいんです。

最後に私が感じたNuLANDランドセルのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリットデメリット
軽くて柔らかい
通気性が良い
収納ポケットが多い
水筒も教科書も入る収納力
フラップを外してリュックとしても使える
フラップのマグネットを開けるスライトオープンにコツがい
型崩れする
付属のレインカバーは使いにくい

小学生の荷物の平均的な重さは5.7kgだそうで、これを大人の体で換算すると18.9kgになるそう!え、ちょ、ま・・・18.9kgって2Lの水ペットボトル約9.5本分ですよ!毎日そんなん背負って学校に行っているなんて。それに週初めや週末には上靴やら体操服やらもあるし、図書の本もあるし、時には習字セットや絵の具セットも。小学生って登山家なんかな。

【こどもの視点ラボ】大人用ランドセルを作って背負ってみたら、予想よりはるかに重かった!

ということで、やはりうちは軽さを優先したランドセルで良かったなと思います。一番気になる型崩れはリュックサックなので、まあ仕方がないかと割り切っています。

うちの地域はランドセル指定がなく別にリュックサックでもよいのですが、今のところほぼ全員ランドセルです。やはり子供にとって憧れなんですね、ランドセル。これから購入される方も良い学校バッグに出会えますように!

では! 

NuLANDもっと詳しく知りたい方はこちら

他にもいろいろ!リュック型ランドセル:リュックセルや、リュッセル

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この記事を書いた人

元公益事業の団体職員、現webデザイナー兼在宅ワーカー。3回の海外生活経験を通して見た景色や子育て・日々の雑多を発信しています。仕事に子育てに奮闘しています。

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